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ケルンライト

今回紹介する業務用脱毛機は「ケルンライト」です。

ケルンライトは「小型」であることを一番に推した卓上型脱毛機です。

しかし、ちょっと古いかなぁという印象を受けます。

今回はケルンライトについて徹底解説します。

ケルンライトのスペック

まず必ず確認しておきたいスペックです。

特に重要なのは

①【本体価格】

②【最大出力】

③【ランニングコスト】

④【サイズと重さ】です。

①【本体価格】自分の予算と合うかどうかが一番重要です。しかし高ければ高いほど良い製品というわけではありません。他のスペックも見る必要があります。

②【最大出力】はそのまま施術の効果や、脱毛完了までのスピードに関わってきます。

③【ランニングコスト】意外と見落としがちですがメーカーによって差があります。ランプの総ショット数とランプ代から一番の消耗品であるランプのランニングコストが分かります。結局一人当たり全身脱毛にかかる費用はいくらなのか?そのコストを算出する上で必ずランニングコストも計算しなくてはいけません。

④【サイズと重さ】業務用脱毛機には卓上タイプとタワータイプがありサイズ感が大きく異なります。自分の考えるお店や対象顧客にマッチするのはどういったタイプなのか先に考えておきましょう。

【本体価格】

【脱毛方式】SHR

【最大出力】

【ランニングコスト】1ショット0.6円

【消費電力】

【サイズと重さ】41×26×23cm 18kg

ケルンライトのスペック表を見ると値段や最高出力という大事な要素がありません。

ランニングコストも高めです。

正直、このスペックだけを見て購入を考える人はいないですよね。

不明点だらけのケルンライトのスペックをもっと詳しく掘り下げます。。

特徴解説

ポイント1:ケルンライト一番の推しポイントは小型だけどSHR脱毛!でもちょっと古い?

主な業務用脱毛機はタワー型という大きいサイズですが、ケルンライトは卓上型で、机の上に置けるタイプです。スペースをとらないし、レイアウト変更も簡単。扱いやすいのが利点だけど、タワー型と比べて出力面で劣ります。

最大出力もタワー型の方が一般的に強いですが、それ以上に現在主流のSHR脱毛は冷却機能が重要になります。

SHR脱毛の特徴は連射出来るという点、その連射の際に冷却機能が優れていないとどんどん発熱してしまいお客様の痛みに繋がります。タワー型は単純に大きい分、冷却機能を搭載出来るスペースが大きいんです。冷却能力に優れているから、強い出力で連射することが出来る。というのがタワー型の魅力です。

一方、卓上型のケルンライトは「コンパクトだけどSHR方式で連射できる」というのを一番に推しています。

もちろん良い点なんですが、今では他社の卓上型業務用脱毛機も当たり前のようにSHR方式です。

実はケルンライトのHPには「従来のIPLでなくSHR方式」「従来の卓上型は空冷式だったが水冷式」というような記述があり、ちょっと古い感じがします。

当時は確かに特別だったと思いますが、今では卓上型でもそれぐらいは当たり前に搭載しています。

その中でタワー型に負けない最大出力を卓上型も求められているのが現状ですが、ケルンライトは最大出力も不明です。

ケルンライト独自の優れた点が見つけられなかったのは残念でした。

ポイント2:ケルンライトは扱いやすいけど、セルフ非対応。

今となっては最新とは言えないかなというケルンライトですが、サイズが卓上型業務用脱毛機の中でも最軽量級なのは確かです。

操作画面も見るからに分かりやすそうで扱いやすいのも間違いありません。

しかし、セルフ脱毛には非対応です。

スペースもとらないので、脱毛サロン以外の業種の方が、空きスペースでセルフ脱毛出来るようにするといった使い方が出来ないのは残念。

そういう部分も、ちょっと今の時代の潮流には合ってないかもと思いました。

ポイント3:ケルンライトのHPや資料には粗い点が多い。

ケルンライトのHPはちょっともったいないと思います。

ケルンライトのサイズの小ささについて「ワゴンにすっぽりハマるぐらいの大きさ」という例えだけあって、これだけの空きスペースでも活用出来るといった事は書いてありません。

HPに資料請求の項目があって、資料が送られてくるのですが資料も情報が少ないと感じました。まず値段がありません。

もちろん、最高出力やランニングコストについても言及がありません。

あとHPと資料で表記されてる本体サイズが違うのも気になりました。

ありとあらゆる業務用脱毛機の中から検討したいという人ならともかく、良さそうな数社から検討しようという人には、価格や細かい情報のないケルンライトは選ばれないんじゃないかなと思いました。ちょっともったいないですよね。

まとめ

ケルンライトはスペックに不明点が多く、少しHPに記載の情報も古いことから、コンパクトな卓上型を探している人にも他の卓上型機をオススメします。

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