格安業務用脱毛機Tino ティーノ　脱毛専用サロンを開業したい人は注意！

今回紹介する業務用脱毛機は「Tino ティーノ」です。
200万円前後が平均の業務用脱毛機ですが、ティーノは100万円台と格安。
でも脱毛サロンをこれから開業したい人は注意！？
今回はティーノを徹底解説します。

Contents

Tino ティーノのスペック
特徴解説
まとめ

Tino ティーノのスペック

まず必ず確認しておきたいスペックです。
特に重要なのは
①【本体価格】
②【最大出力】
③【ランニングコスト】
④【サイズと重さ】です。

①【本体価格】自分の予算と合うかどうかが一番重要です。しかし高ければ高いほど良い製品というわけではありません。他のスペックも見る必要があります。
②【最大出力】はそのまま施術の効果や、脱毛完了までのスピードに関わってきます。
③【ランニングコスト】意外と見落としがちですがメーカーによって差があります。ランプの総ショット数とランプ代から一番の消耗品であるランプのランニングコストが分かります。結局一人当たり全身脱毛にかかる費用はいくらなのか？そのコストを算出する上で必ずランニングコストも計算しなくてはいけません。
④【サイズと重さ】業務用脱毛機には卓上タイプとタワータイプがありサイズ感が大きく異なります。自分の考えるお店や対象顧客にマッチするのはどういったタイプなのか先に考えておきましょう。

【本体価格】108万円
【脱毛方式】SHR
【最大出力】1～50J/㎠
【ランニングコスト】1ショット0.3円
【消費電力】2000W
【サイズと重さ】36.5x55.9x46cm　38kg

Tino ティーノのスペック表は最大出力が間違っています。
（現在、公式HPにスペック表のようなものはありません。修正されたかもしれません。）
価格が安いのはもちろん良いことなのですが、価格が安いなりの秘密を探してしまうものです。そこで製品のスペックがテキトーだと、安すぎるしなんか信用できないなと思ってしまうのが消費者心理です。
更に詳しく解説していきます。

特徴解説

ポイント1：ティーノの安さの理由は中国メーカーから直で卸しているから？

ティーノは公式にどこで製造されているかの記載はありません。しかしティーノを販売しているレイリーチは業務用脱毛機のメーカーではなく、美容機器の総合商社と自称しています。
ティーノは公式HPで安さの秘密として
「広告費カット」「最小限のオフィス」「営業人件費削減」
の３つを挙げています。
しかし、その営業努力でこれだけの価格差はつきません。

私は、公式な記載はないもののティーノは中国の業務用脱毛機メーカーの商品を直で卸していると推測します。そしてその中国製の商品は単純に製造価格が安いのです。
ティーノが安い理由は製造価格の安い商品だから。もちろん中国製だから悪い、安いから悪いという訳ではありません。

ポイント2:中国メーカー自体は悪いことじゃないけど、信頼できない部分がある。

最近、安くて質の良い中国製のスマホや電化製品が増えていますね。中国製＝粗悪品というイメージもなくなりつつあるのではないでしょうか。ティーノのように製造価格が安いから質も悪いというのもイコールにはなりません。

ただ個人的には出力が不明であることが気になります。
実は、出力について販売会社に問い合わせると「購入者の方にはお教えします。」という回答だったので驚きました。購入者はもう購入後なので、出力を今更知ってもという感じなのですが、もしかしたら私が購入する気がないのに聞いていると勘ぐられ、煙にまかれてしまったのかもしれません。
とはいえ、出力を秘密にしておくというのは信頼できない部分です。
そしてティーノの販売会社はメーカーではないので、製品のことを本当に把握できているのか不安です。そういう信頼関係は購入後のメンテナンスの部分でも関わってくるので大事にするべきだと思います。

業務用脱毛機の中では格安といっても、100万円を超える商品です。
こういった部分から、コスパ良いから買うべき！とティーノを手放しで推薦するには難しい部分があります。

ポイント3：既に他業種を開業していて、脱毛も試してみたいという方なら！

ポイント１、２で説明したようにティーノを安いからという理由で脱毛サロン開業の主力機として導入するのは待った！と言いたいです。

しかし、既に他業種で開業していて空きスペースに1台導入する等の目的で業務用脱毛機を探している人は、ティーノは選択肢に入れていいと思います。
理由としてはティーノは業務用脱毛機の主流であるタワー型ではなく、卓上型でスペースを活用しやすいです。そして何より安い。
脱毛効果に関して未知数な部分はあるものの、一通りの機能はそろっており、一番濃いメンズのヒゲ脱毛にも対応しています。