コスパは悪くないけど、個性がない！？Halemo

今回紹介する業務用脱毛機は「Halemo」です。
他の業務用脱毛機とよく似たスペックなのですが、
Halemoだけの特色やオススメ出来るポイントはあるのか？
今回はHalemoを徹底解説します。

Contents

Halemoのスペック
特徴解説
まとめ

Halemoのスペック

まず必ず確認しておきたいスペックです。
特に重要なのは
①【本体価格】
②【最大出力】
③【ランニングコスト】
④【サイズと重さ】です。

①【本体価格】自分の予算と合うかどうかが一番重要です。しかし高ければ高いほど良い製品というわけではありません。他のスペックも見る必要があります。
②【最大出力】はそのまま施術の効果や、脱毛完了までのスピードに関わってきます。
③【ランニングコスト】意外と見落としがちですがメーカーによって差があります。ランプの総ショット数とランプ代から一番の消耗品であるランプのランニングコストが分かります。結局一人当たり全身脱毛にかかる費用はいくらなのか？そのコストを算出する上で必ずランニングコストも計算しなくてはいけません。
④【サイズと重さ】業務用脱毛機には卓上タイプとタワータイプがありサイズ感が大きく異なります。自分の考えるお店や対象顧客にマッチするのはどういったタイプなのか先に考えておきましょう。

【本体価格】174万9千円
【脱毛方式】HIPL・SHR、IPL
【最大出力】
【ランニングコスト】1ショット 0.1円
【消費電力】3000W
【サイズと重さ】

Halemoのスペック表ですが、出力は空白と致しました。
公式サイトには「出力１０～５０(４０段階)」
と書かれていて、私が普段統一している「J/㎠」ではなかったためです。
Halemoのメーカーは業務用脱毛機についてしっかりとした知見があるのか分からないというのが率直な感想です。
それでは更に詳しく解説していきます。

特徴解説

ポイント1：「Halemo」と同等のスペックのマシンがある。Halemoだけの特徴はあるか？

いきなりですが、少し切り込んだ話をします。Halemoには同等のスペックのマシンが他にあり、それは原型が同じ中国で作られた業務用脱毛機だからです。
それぞれ少し仕様や外観が違いますが、大差はありません。
そういう意味では安心の性能と言えますね。

しかし、Halemoだけの特徴があるかというと、特に見つけられませんでした。

個人的には公式で「出力」として「１０～５０(４０段階)」
と書かれていたことに不安を感じます。
普通はパワーの「Ｊ」という単位を照射面の面積で割った「J/㎠」で出力をあらわします。
１０～５０とだけ書かれていても、その４０段階がどんな出力の数値なのか分かりません。
最大出力３０００ｗとして消費電力の方が書かれていました。
ちょっと取り扱っているメーカーが業務用脱毛機の知識があるのか疑わしい部分があります。製品は原型が人気のものなので悪くないはずですが、200万円近いものと考えるとメーカーの対応が気がかりです。

ポイント2:HIPL脱毛とは？効果は他のマシンと大差なし。

Halemoの脱毛方式の中で「ＨＩＰＬ脱毛」は私が初めて見た方式です。
公式によると

最新脱毛方式「ＨＩＰＬ脱毛」で 連射式でもとにかく抜ける！
業界最高出力3000Wの圧倒的なパワーが実現させた最新脱毛方式「HIPL脱毛」。
従来の連射式では脱毛効果がイマイチで抜けも悪く、効果の実感もほとんどないため、お客様のリピート率が低くなってしまいます。SHR脱毛のスピード感はそのままで、抜ける出力で安定して連射ができるHIPL脱毛は、「連射＝効果が実感できない」というイメージを覆します。

とありました。しかし個人的には疑問に感じています。

技術的な解説がないこと
３０００Ｗという消費電力は一般的であり、Halemoだから出来るという説明にはならないこと。
ほとんどの業務用脱毛機が採用しているＳＨＲ脱毛でも抜ける出力に設定することが出来ること。

以上の理由から、Halemoだけが最新技術でよく抜ける方式を発明したとは思えないです。
Halemo自体は十分抜ける脱毛機だと思いますが、特別な技術はありません。

ポイント3：Halemoはセルフ対応可。でもセルフ脱毛サロンを開業したい人は注意。

Halemoはセルフ脱毛機に対応しています。
セルフ脱毛サロンの開業を考えている人にとっては朗報ですね！
しかし、その割にセルフモードについての説明が乏しいのが気がかりです。
出力の制限は記載されていましたが、セルフ脱毛時に必須のタイマーの有無や、
初めてのお客様でも使えるような、分かりやすいインターフェースなのか。といった画面の情報もありません。
基本的には「対応可」と書かれているように、おまけ程度に考えた方がいいのかもしれません。
なので、セルフ脱毛サロンだけをやりたいという人には、他にもセルフ対応の専門的な業務用脱毛機があるので、そちらをオススメします。
基本は施術者が使うことを想定しているけど、セルフモードも試してみたいという人がプラスアルファとして考えるのがオススメです。